山崎元式・簡単運用との比較で見える「わかりやすい金融商品」の罠

山崎元式・簡単運用との比較で見える「わかりやすい金融商品」の罠

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■お勧めする株3割の「低リスク型簡単運用」

 1000万円の運用資金を読者がお持ちだとしよう。これを、「少しはリスクを取るけれども、概ね安全かつ効率的に運用したい」と考えているとする。

 だとすれば、以下のように運用すれば、「ほぼ正解に近い」と筆者は考えている。

 内外の株式の期待リターン(年率)は、年金資金を運用する機関投資家が使う値を参考に、手数料抜きで約5%と考えよう。個人向け国債の変動金利型10年満期のクーポンは、現在変動金利の下限である0.05%に張りついているが、その他の預金や債券は、安心して運用できる物(社債や外債などでなく)はほぼ0%と考える。こうすれば、全体の期待リターンは、ざっくり年率1.5%だと見込まれる。

 ここで手数料が重要だ。現在、内外株式のインデックスファンドであれば、税込み年率0.25%以下が十分可能だ。手数料によるマイナスの影響は、運用資産額に対して0.1%未満であり、結果として運用資産全体に対して1.4%強のリターンが期待値として残る。ただ、金融機関の多くは、期待リターンを「手数料差し引き後」で説明してくれないので注意が必要だ。

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