65歳以降も住宅ローン返済が続く人の末路

65歳以降も住宅ローン返済が続く人の末路

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■同調圧力のせいでみんなが「35年返済」の住宅ローンを組む?

 ベストセラー書籍「宝くじで1億円当たった人の末路」(鈴木信行著、日経BP社発行)を読んだ。実は、タイトルの「宝くじネタ」は1つだけ。他に「友達がゼロの人」「子どもを作らなかった人」「家を買わなかった人」など23のちょっと違う人生の将来を「末路」と称して、日経ビジネスの記者がそれぞれの分野の専門家にインタビューする形でまとめた書籍だ。「悲惨な末路集」と思って買った人には期待外れなのかもしれないが、読後感は意外にさわやかで、私はおもしろく読んだ。

 あとがきには、この本の裏テーマは「社会や世間にうまく同調できずに悩んでいる方へのエール」とある。日本は同調圧力が強い国で、何事も目立たず、周囲と同じことをしないと変わった人と見られてしまい、そういった日本の社会的風潮は生き辛い。

 人とちょっと違う人生になった人の「その後」を紹介することで、「人と違っても大丈夫。自分が望むことを貫こう」というメッセージを発信している。23の「末路」は、おおむね悲惨ではない。いくつか「やらないほうがいい」例もあるが、いずれにせよ「なるほど〜」とうなずきながら読める良書だ。

 読み終わって、「定年後まで続く住宅ローンを持っている人がどうなるか」を書きたくなった。今回は先の本のタイトルをちょっとお借りして「65歳以降も住宅ローン返済が続く人の末路」を紹介したい。

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