デルが女性起業家支援をはじめて8年 状況は変わったのか

デルが女性起業家支援をはじめて8年  状況は変わったのか

Dell TechnologiesのCCO、Karen Quintos氏。着ているのは地元女性デザイナーの服。3人の子の母でもある

尻すぼみになることも少なくない企業のCSR活動だが、Dell Technlogies(デル・テクノロジーズ、以下Dell)は8年前から、毎年初夏に女性起業家を支援するイベント、「Dell Women's Entrepreneur Network(DWEN)」を開催し、彼女たちの課題解決を共に探ってきた。イベントを立ち上げ、数百人の女性起業家たちを見守ってきたのがDell唯一の女性Cレベル幹部、Karen Quintos氏(最高顧客責任者)だ。Quintos氏に、女性起業家を支援する理由、シリコンバレーのベンチャーキャピタルによる女性起業家へのセクハラ問題などについて話を聞いた。

■シリコンバレーの女性起業家はセクハラのリスクと戦っている

――女性起業家の支援を開始して8年になります。女性起業家を取り巻く環境はどう変わりましたか?

Quintos氏 女性起業家に関する話題が増え、フォーカスは大きく改善しています。7、8年前は女性起業家の課題や潜在性は話題になっていませんでしたが、Dellがこの問題に大きなスポットを当てて認知を広めることができました。これは、個人的にも誇りに思っています。

 性別に関係なく起業家は雇用創出に大きく貢献しており、社会、経済にとって重要な存在です。中でも女性の起業は、男性を上回るペースで増えています。ですがイベントに合わせて発表した女性起業家の環境調査では、トップのニューヨークですら100点満点中63点。

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