ビジネス書のトップライターは、なぜ「形容詞」を使わないのか?

ビジネス書のトップライターは、なぜ「形容詞」を使わないのか?

ビジネス上の文章に「表現」は要らない

「文章が苦手。書いている時間がツラい。メールも企画書もできれば書きたくない…」
「最初の1行を書き出すまでに、ものすごく時間がかかる…」
「文章がうまく伝わらない。しゃべって伝えることはできるのに…」
「書き直しを何度も命じられて、いつまで経っても書き終わらない…」
「数千字のレポートなどは、文字が埋まらなくて苦痛だ…」

そうした文章を書く人の悩みを全て解決する注目の新刊『10倍速く書ける 超スピード文章術』が、発売間もなく重版が決まるなど、大きな話題を呼んでいる。

今回は、あらゆる文章に応用できる、「わかりにくさ」を消すメソッドをお伝えする。

■なぜ、小学生の作文は「幼稚」なのか?

あなたは、なぜ小学生の作文が「幼稚」に感じるのか、説明できますか。

「文章力が未熟だからでしょ」

それはそうかもしれませんが、「文章の幼稚さ」の理由は、もっと明確に説明できます。
次の文章は、おそらく多くの人が「幼稚だ」と感じるでしょう。

「今日、遠足で太郎君と一緒にお弁当を食べました。楽しかったです」
「天気がよくなったのでプールに入って、うれしかったです」
「図工の時間に、紙の怪獣を作っておもしろかったです」

幼稚さの元凶となっているフレーズは、「楽しかった」「うれしかった」「おもしろかった」です。
そして、これらはすべて「形容詞」です。

形容詞は、その多くが、書き手が経験したことを通して抱いた「感情」や「感動」です。

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