アイリスオーヤマの炊飯器を他メーカーが警戒するワケ

アイリスオーヤマの炊飯器を他メーカーが警戒するワケ

2013年に家電メーカーの退職者をスカウトして研究所をつくり、家電事業に本格参入したアイリスオーヤマ。一連の開発はベテラン技術者が支える Photo by Yoko Suzuki

 家庭日用品メーカーのアイリスオーヤマが、「家電メーカー」として業界に殴り込みをかけている。今回の標的は炊飯器だ。昨年初めて発売した炊飯器が予想外に売れ、家電関係者も“ダークホース”と警戒している。今年は昨年の3機種から一気に品ぞろえを拡大、計9機種を年末商戦に向け投入する。

 同社が注目されるのは、低価格ながら通常は高級炊飯器にしかない機能を搭載しているからだ。

 初めて発売する「圧力IHジャー」は、業界平均価格より1万円以上安い3万円を切る価格なのに、32種類ものコメの銘柄別の炊き方に対応。おむすびや丼物、冷凍ご飯などの5種類の食べ方に応じて炊き分けることもできる。

 また、圧力と加圧工程の調整により、炊き上がったご飯に含まれる食物繊維成分であるレジスタントスターチを、通常炊飯時と比べて2倍にする炊き方ができる。レジスタントスターチには腸内環境を整え便秘を解消する効果があるとされ、健康志向の消費者のニーズを取り込む考えだ。

 他にも、昨年発売し話題を呼んだ「銘柄量り炊きIHジャー」をリニューアル。よそったご飯のカロリーを表示する機能や、40銘柄もの炊飯に対応し、銘柄別に微妙に異なる最適な水加減を炊飯器が通知してくれる機能を搭載した。

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