末っ子が「永遠の甘えん坊」になりがちな理由とは?

末っ子が「永遠の甘えん坊」になりがちな理由とは?

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『アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉』がダイヤモンド社から発売されたことを記念して、20万部突破の第一弾『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』を特別公開します。アドラーの厳しくもあたたかい言葉に、あなたも勇気づけられてください。

■末っ子は無力さをアピールして人にやってもらおうとする傾向が

 末っ子だけは他のきょうだいと違い、親から独り立ちするよう求められることがありません。「さあ、あなたは今日からお兄ちゃん(お姉ちゃん)になったのよ。もう、自分のことは自分でしなさい」と言われることが一度もないのです。だから、末っ子は「永遠の赤ん坊」の地位に甘んじることができます。また、多くの場合、親は「出産はこの子で最後にしよう」と心を決めていることが多いため、持てるものや愛情をすべて末っ子に与えようとします。そのため、末っ子は甘やかされた子供になる確率が高くなります。

 このように甘やかされて育った末っ子は、問題が起きたときに第一子や中間子のように「自分の力で何とかしなくてはならない」と考えるよりも、弱さや無力さをアピールすることで、親やきょうだいに問題解決を肩代わりさせようと考える依存的な子供になりがちです。またそのことにより、問題児になる確率が高い、とアドラーは考えました。

 さらに末っ子は上に手本となるきょうだいがいるために、対人関係が上手です。そして、三人以上のきょうだい間競合においては、一番上のきょうだいと同盟を結び、中間子と対抗することがよくあります。

 しかし、すべての末っ子が甘やかされて依存的になるわけではなく、年上のきょうだいをかきわけて努力し、勝利者になるストーリーも多く見られるとアドラーは言いました。

※本連載は日曜日以外の毎日更新します。

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