米朝首脳会談、合意できると思わせた韓国・文大統領のミスリード

米朝首脳会談、合意できると思わせた韓国・文大統領のミスリード

写真:ユニフォトプレス

ベトナムのハノイで、2月末に開催された2回目の米朝首脳会談が決裂に終わった。

 ドナルド・トランプ米大統領は記者会見で、決裂の原因は北朝鮮の金正恩・労働委員長が「制裁の全面解除を要求したから」と語った。

 両首脳ともに、米朝会談の“成功”が国内での政治基盤を強めるためにも必要だったはずだ。

 なんらかの合意の形は作るだろうという大方の予想を裏切った結末は、米朝の間の認識や立場の隔たりがいかに大きいかが改めて浮きぼりになった形だ。

■「非核化」の定義でもともと隔たりがあった

 まず、そもそも米朝はめざす「ゴール」が違っていた。

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