他人に潰されるくらいなら自ら破壊せよ!という日清食品「イズム」を根づかせる爆笑会議

他人に潰されるくらいなら自ら破壊せよ!という日清食品「イズム」を根づかせる爆笑会議

ひよこちゃんが…

発売60周年で過去最高売上を記録した「チキンラーメン」。そのキャラクター「ひよこちゃん」が公式ツイッターやホームページで、「やってられっか!」「ひよこにチキンラーメンの宣伝させるなんてどうにかしてる」と突然悪態をつくなど、型破りなブランドコミュニケーションを仕掛ける、日清食品の安藤徳隆社長。創業者・百福氏のかばん持ちを務めた経験もあり、創業の精神を色濃く引き継ぎながら、コミュニケーションをテコに新たなファンを開拓し、4期連続の過去最高売上高更新をめざします。『マーケティングの仕事と年収のリアル』著者・山口義宏さんが、日清食品の意表を突くマーケティングが成功に至るまでの取り組みについて聞きました。(撮影:疋田千里)

山口義宏さん(以下、山口) 日清食品は強みとして「技術イノベーション力」とともに「マーケティング力」を謳っておられ、「ブランディングコーポレーション」を実現すると明言されています。「マーケティング」というのは非常に定義が曖昧でもありますが、あらためて日清食品にとってのマーケティングとは?

安藤徳隆さん(以下、安藤) 「経営」そのものがマーケティングだと考えています。中でもブランディングを特に重視しています。

山口 日清食品で現在のようなブランドマネージャー(BM)を置く体制ができたのは、安藤社長の父でいらっしゃる、現日清食品ホールディングスCEOの安藤宏基氏が日清食品の社長だった当時からですよね。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)