銀行員の最大の屈辱は融資シェアを奪われること

銀行員の最大の屈辱は融資シェアを奪われること

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多くの経営者は、どうすれば強い財務体質の会社になれるかと悩んでいる。財務体質を強化するには、自己資本を充実させる必要があるが、増資をしたり収益を上げるのは容易ではない。しかし、増資も事業拡大もしないで、自己資本を高める方法があるという。それは「銀行取引」を見直すことだ。銀行から押しつけられている悪条件を解消するだけで、財務体質を改善して自己資本を高めることができるのだ。『社長!カネ回りをよくしたければ銀行の言いなりはやめなさい』の著者に、銀行取引と財務強化のポイントを聞く。

■取引先よりも融資シェアのほうが大事

 銀行には、「融資シェア」という言葉があります。

 例えば「あの会社の融資シェアはうちが60%だ」という場合、その会社の借入金が1億円だとしたら、そのうちの6000万円を占めているという意味です。銀行からの融資総額のうち、自分の銀行がどれだけの比率を占めているかを示す数字です。

 当然、各銀行とも、融資シェアを高くしたいと思っています。なぜなら、融資シェアが高いことで、その会社には有利に交渉を運ぶことができると考えているからです。

 融資シェアが大きいだけで、次のように、交渉時の材料にすることができます。

「御社の融資シェアでもおわかりのように、当行は御社のメインバンクとして全面的にバックアップしております。ですから、今回はどうかこの条件で……」

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