数字の読めない社長の定番質問に答えた財務の基本と実践

文系だから読めないが通用する時代ではなく、「ビジネススキル」としての「数字を読む能力」は求められています。ましてや、経営者は財務戦略を敷くにあたり、「数字が読めない」では、通用しません。新刊『財務諸表は三角でわかる 数字の読めない社長の定番質問に答えた財務の基本と実践』から一部抜粋し、わかりやすく紹介していきます。

■自社の経営にどう活かすか、自社の財務戦略をどのように立てるか

 中小企業の経営者は、営業力や技術力、新しいビジネスモデルを創造する発想力など、みなさん、さまざまな能力を活かして起業されたり、会社を引き継がれたりしています。

 ただ、残念ながら、そういった能力がある中小企業の経営者でも、会計の知識はほとんどありません。ましてや、簿記を勉強している人はごくわずかでしょう。

 しかし、企業の経営活動はすべて複式簿記で会計処理され、財務諸表(いわゆる決算書)、主に貸借対照表(B/S)・損益計算書(P/L)・キャッシュフロー計算書(C/S)の3種類で表現されます。

 つまり財務諸表がわからないと、自社の本当の実力を把握したり、適切な戦略を立てたりすることができないのです。

 にもかかわらず、多くの経営者が会計を勉強しないのは、とっつきにくいと思っているからではないでしょうか。

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