認可外幼稚園「A.L.C.貝塚学院」破綻宣言から一転して事業譲渡へ 元従業員が内部告発

認可外幼稚園「A.L.C.貝塚学院」破綻宣言から一転して事業譲渡へ 元従業員が内部告発

記事まとめ

  • 認可外幼稚園「A.L.C.貝塚学院」の経営陣に近しい関係にあった元社員から証言を得た
  • 解雇通告があったのは、保護者に園の閉鎖を伝えるメールが送られたのと同じ、3月26日
  • ところが同日、保護者へのメールがきっかけで騒動になり、弁護士が解任されたという

A.L.C.貝塚学院「破綻騒動」の内幕をすべて明かす!元従業員の怒りの内部告発

A.L.C.貝塚学院「破綻騒動」の内幕をすべて明かす!元従業員の怒りの内部告発

アメリカンラングエイジセンターからの解雇通知。Aさんは同社とドゥ・シェイル社に籍を置いていた Photo by Rumi Souma

既報の通り、認可外幼稚園「A.L.C.貝塚学院」(以下、貝塚学院)などを運営する有限会社アメリカンラングエイジセンターの不透明な金の流れが明らかになっているが、週刊ダイヤモンドでは、同園の経営陣に近しい関係にあった元社員から、有力な証言を得た。破綻宣言から一転して事業譲渡へと翻ったのはなぜか、内部の複雑な組織と人間関係を解き明かす。(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 相馬留美)

「社内の空気が変わったのは今年に入ってからのことでした」とAさんは振り返る。なんとなくだが、“何かが変わりそうだ”という雰囲気が経営陣から漂い始め、社員の間では「経営者が交代するのかもしれない」と噂になっていた。

 それから数カ月後、社員に伝えられたのは非情な「解雇通告」だった。

 解雇が言い渡された日は、保護者に園の閉鎖を伝えるメールが送られたのと同じ、3月26日だった。卒園式後で子どもたちはお休みであり、同社の子会社・株式会社ドゥ・シェイルが行っていた学童保育は、後に説明する鈴江菜穂子氏の指示で臨時休業になっていた日でもあったが、緊急会議と称されて従業員が2カ所に分けられて全員召集された。

 そこで渡されたのが、写真の解雇通知だ。弁護士から、「破産手続きに入るので一斉解雇する。ここでサインしてほしい」と有無を言わさずその場で迫られた。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)