4月24日から世界予防接種週間、豪では子宮頸がん撲滅も予測

4月24日から世界予防接種週間、豪では子宮頸がん撲滅も予測

Photo:PIXTA

毎年、4月24〜30日は、世界予防接種週間だ。

 ワクチンで予防できる病気は、子宮頸がん、ジフテリア、B型肝炎、麻疹(はしか)、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、百日咳、風疹など多岐にわたる。

 日本で予防接種法に基づき、自治体が主体となって無料、あるいは一部自己負担で定期接種を実施する【A類疾病】は、4種混合ワクチンなど13種類。自己負担の任意接種はロタウイルスワクチン、おたふく風邪、インフルエンザなど5種類が認可されている。

 任意接種は軽く見られがちだが、5歳までにほぼ全ての子供が感染するロタウイルスワクチンを例にすると、すでに世界80ヵ国以上で定期接種化されている。

 任意にもかかわらず、日本国内の接種率は6〜7割と高く、自治体が独自に公費助成を行っている地域では9割近くにもなる。

 こうした地域では、小児の重症脱水やロタウイルス脳症による緊急入院数が減ったという報告があり、ワクチン接種が効果を挙げていることは間違いない。子供の健康を守るために定期接種への「格上げ」を期待したいところだ。

 さて、日本のワクチン行政は「ワクチン空白期間」をつくっては再開する悪癖がある。今後「空白期間」が問題となりそうなのは、2013年6月に積極勧奨が中断されたままの子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)だろう。

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