日本一短いエントリーシート!? 採用活動のヒントになる「地方企業」の創意工夫

日本一短いエントリーシート!? 採用活動のヒントになる「地方企業」の創意工夫

もろおか薬品が合同企業説明会で置いたパネル

平成22年度(2010年度)以降、有効求人倍率は見事なまでに右肩上がりで上昇の一途をたどっており、いわゆる「売り手市場」であることは誰の目に見ても明らかです。多くの企業が人材不足や良い人材が採れないという悩みを抱えています。では、このような状況下で成果を出し続ける企業はどのような取り組みをしているのか。『採用に強い会社は何をしているか 〜52の事例から読み解く 採用の原理原則』を刊行し、現在はLINE株式会社 Employee Success室 副室長を務める青田努氏に、本書の中からいくつか事例を抜粋してもらった。

■「誰もついて来てくれんかったとです」

 採用活動において、地方企業が不利になるということは往々にしてあるでしょう。有名企業に比べて、知名度や採用予算などの点でハンデがあると言わざるを得ません。しかし、そのような状況だからこそ、採用担当者がどれだけ創意工夫できるかどうかが、採用を成功に導けるかどうかの分かれ道となります。

 たとえば、多くの企業が参加する合同企業説明会は、企業ごとのネームバリュー格差がブースへの集客数として可視化される、残酷な場でもあります。あまり知られていない企業が無策で乗り込んだとしても、実りは少ないと言えるでしょう。

 そこで、長崎に本社をかまえる「もろおか薬品」は、合同企業説明会の参加者に少しでも親しみやすさを感じてもらうために、以下のようなPOPを用意しました。このような取り組みは「この会社なら実直で面白そうだから、ちょっと話を聞いてみようかな」という気持ちにさせられるほか、コストもかけずに実施できます。「うちは学生に知られていないから」と言い訳をする前に、採用担当者は創意工夫できる余地を見出したいところです。

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