臨床心理士がすすめる絵本 知らない人も多いけど 「極上の3冊」

臨床心理士がすすめる絵本 知らない人も多いけど 「極上の3冊」

自分の中の「子どもの心」に響くものを

子育て中の親の悩みが幸せに変わる「29の言葉」を集めた新刊『子どもが幸せになることば』。著者は、共働きで4人の子を育てる医師・臨床心理士で、20年間、5000回以上の面接を通して子育ての悩みに寄り添い続けてきた田中茂樹氏。親が「つい、言ってしまいがちな小言」を「子どもを信じることば」に変換すると、親も子もラクになれるという、心理学に基づいた「言葉がけ」の育児書です。

この記事では、著者がすすめる絵本を少しだけ紹介します。(構成:編集部/今野良介)

■絵本の楽しみ方と13冊のおすすめ本

「絵本を読んであげても、あまり興味を示さないんです……」
「子どもから『これ読んで』なんて言ってきたことない……」

そういう親の「嘆き」を、ときどき聞きます。

私は、絵本を読むのが好きです。子どもと一緒に読むのも好きですが、自分でも読むのも好きです。選ぶのも楽しい。夜寝る前、布団に入って、子どもと読んでいました。自分の子育て、子どもと触れ合った経験の中でも、最高に幸せな時間だったと思います。

絵本は、余計な説明をせずに、書かれている通りに読むのがいいようです。

たとえば「川にかかったつり橋を」と読みかけて「つり橋っていうのはね……」などと言葉の説明を入れるような読み方は、しないほうがいいでしょう。

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