【村木厚子×鈴木美穂 特別対談(3)】 辛い経験も含め「すべてに意味がある」と考えるマインドセット

【村木厚子×鈴木美穂 特別対談(3)】 辛い経験も含め「すべてに意味がある」と考えるマインドセット

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「Lean in」とは、「一歩踏み出すこと、挑戦すること」。Facebook COOのシェリル・サンドバーグは、夫を亡くした悲しみや苦しみから立ち上がっていくときに、「レジリエンスという力が大事だ」と気づかされたと言います。彼女が率いるグローバルな市民活動のRegional Leader(地域代表)として活動している一般社団法人Lean In Tokyoが開催したイベントのメインテーマは、「逆境を乗り越えて、一歩踏み出す」。登壇した鈴木美穂さん(認定NPO法人マギーズ東京・共同代表理事)と村木厚子さん(元厚生労働事務次官)の対話を通じて、逆境を乗り越えてきたお二人ならではの心の持ちようが見えてきました。(この連載は、3月24日に東京・有楽町のEY Japan株式会社オフィスで行われた対談イベントのダイジェスト版です。質問者はLean in Tokyo運営事務局の吉川縁さん。構成:古川雅子)

■逆境は仏様からの宿題「私のお題は記述式だった」

村木 私は、身に覚えのない郵便不正事件で逮捕、起訴されて、5ヵ月に渡って拘置生活を送った後に、いろんな人から励ましの言葉をもらって、印象に残る言葉があったんですね。「村木さん、捕まってくれてありがとう」って言われたことがあって(笑)。

鈴木 えぇ?

村木 日本の司法の歪みというのか、無理な取り調べをする自白偏重主義がまかり通った結果、虚偽の自白をさせられるのが冤罪を招く原因にもなる、とかいうことを世の中に訴えるときに、まぁ、私が冤罪事件に巻き込まれたことで、「発言できる人が一人増えた」っていうのがあって。

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