リノベーションの盛り上がりが、一時のブームに終わらないわけ

リノベーションの盛り上がりが、一時のブームに終わらないわけ

「共同プロジェクト」については『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』第3章で詳しく解説されています。(撮影/編集部)

社会派ブロガーとして人気を博すちきりんさんの最新作『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』発刊を記念し、ちきりんさんとLIFULL HOME'S総研所長であり、一般社団法人リノベーション住宅推進協議会の設立発起人でもある島原万丈氏の対談が実現。現代の日本が「住」に抱える問題点が次々に浮かび上がっていく。

対談第3回では、住宅を買う意識の変化にフォーカスが当たった。従来、大工や棟梁と作り上げる完全オーダーメイド型の戸建てから、分譲賃貸や建て売りといった「等価値交換としての住宅」に変化していった際に起きた変化に着目。また、ちきりんさんの実体験から、今このタイミングで中古マンションを買うことの問題提起も鋭く光った。(第1回はこちら)

■「新築を買う」と「リノベーションをする」の本質的な違いとは

島原 今回、ちきりんさんが本に書かれたことで、僕の知り合いを含めたリノベーション業界の人たちがすごく喜んでいる箇所があります。それは「リノベーションとは共同プロジェクトである」と表してくれたことです。業者と協力して住まいの問題を解決していくプロセスも“リノベーション”なんですよね。

おそらく「ここの壁紙のちょっとしたズレが気になる!」みたいなことばかりを伝える方たちは、それが自然には理解できないはずです。

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