周囲との「温度差」を感じたら? リーダーを悩ます「どこまで自分でやるか」問題

周囲との「温度差」を感じたら? リーダーを悩ます「どこまで自分でやるか」問題

周囲との「温度差」を感じたら? リーダーを悩ます「どこまで自分でやるか」問題の画像

発売1カ月で8万部を突破する売れ行きを見せている『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』――同書が誕生した背景には、元サッカー日本代表監督・岡田武史氏から聞かされた「夢を語れば無形資産が集まり、それが有形資産を動かす」という言葉があったという。
出版記念イベントでの岡田氏と佐宗氏のトークライブを3回にわたってここに再現する(最終回/全3回 →第1回はこちら。構成:高橋晴美)。

■VISION DRIVENが生む「周囲との温度差」

佐宗邦威(以下、佐宗):岡田さんは、サッカー監督からサッカークラブの経営者へと転身されたわけですが、VISION DRIVENなスタイルの経営者になられて以降の苦労話もお伺いしたいです。

岡田武史(以下、岡田):僕の会社は6人ではじめて、現在、約20名、コーチなど入れると約50名になる。いまでも覚えていることがありますね。

ある日、普通なら2000名来てくれるスタジアムに、雨が降ったせいで900名しか入らなかったことがあったんです。オーナーとしては、雨なのに来てくれた900名は今後、絶対に逃がしたくない。僕は試合終了と同時に出口に走っていき、お客さんたちに、「ありがとうございました!」と頭を下げたんです。でも、そのときほかのスタッフはのんびり歩いてくる。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ

関連記事(外部サイト)