周囲との「温度差」を感じたら? リーダーを悩ます「どこまで自分でやるか」問題

一瞬遅からず一瞬早からず」という言葉がありますが、僕は「必要な本には必ず出合う。一瞬遅からず一瞬早からず」と思っています。
僕は「この人に会いたいな」と思っていると必ず会う機会が得られるほうですが、それでもなかなか会いたいのに会えない人もいる。そういうときは、「今は会う必要がない人なのだな。必要なときにきっと会えるだろう」と考え、無理に会おうとはしません。本も同じで、僕にとっては「出会い」です。

佐宗:僕も同じ感覚です。本を読むときは、著者がどんな人で、いつ生きていて、その著作が何冊目で、どんなことを書いているかを確認してから読みます。
本は人生において必然性があるから書いています。言いたいことがある。だから、著者がどんな必要からその本を書いたのかを考えながら読むと、著者が最も言いたいことが鮮明になります。

全部読む必要はないと思います。僕は本を多く読む方だと思いますが、「読む」というよりは、「見る」。目次と図表を見て、「この人に会えたらどんな話をしたいか」をイメージできると、自然と中身が分かります。
いい質問をするために本を読むという感覚があり、この著者と会いたいか、何の話をしたいか、一緒にどんなことができるか。それを探すというか、感じるのが、本とのつき合い方なのかな、と思います。

藤田:大変、興味深いお話でした。岡田さん、佐宗さん、ありがとうございました。

(対談おわり)

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