「引きこもり」の子が関わる事件で、親の責任はどこまで問えるか



 2つの事件の息子たちと同年代の引きこもり中年は、少なくとも数万人以上、日本社会のどこかで生きている。引きこもりが原因なのか結果なのかはともかく、「良好」とは言えない精神状態にあることも多いだろう。しかし、ほとんど全員は事件の加害者とならずに毎日を送り、少しずつ老いている。危険な衝動や願望を抱く瞬間があっても、現実化しない成り行きを繰り返す“秘訣”は、当事者でないと語れないはずだ。

 そこで私は、引きこもり経験を持つライターで格闘家の遠藤一さん(39歳)に尋ねてみた。すると開口一番、意外な回答が返ってきた。

「もう『引きこもり』ってのは、過去の言葉なんですよ。当事者は使っていません」

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