「社外」に妄想を投げ、「社内」をひっくり返す

「社外」に妄想を投げ、「社内」をひっくり返す

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発売1ヵ月で8万部突破のベストセラーとなった『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』――。去る5月某日、同書の出版記念イベントが、東京の「二子玉川 蔦屋家電」にて開催された。ゲストは『私鉄3.0 沿線人気NO.1・東急電鉄の戦略的ブランディング』の著者である、東急電鉄・執行役員の東浦亮典氏。
佐宗氏によれば、東急グループで数々の都市開発を手がけてきた東浦氏は、「VISION DRIVENな(=妄想駆動型の)思考法」の体現者なのだという。お二人の白熱したトークイベントを、全3回にわたってレポートする(第1回/全3回 構成:高関進)。

■デジタルを利用して「妄想」を実現した国

佐宗邦威(以下、佐宗):東浦さんの『私鉄3.0』(ワニブックス)を拝読しました。

この本は、東急グループの歩みを振り返ったうえで、これまでやってきたことや現状でやるべきことを「2.0」として示しているわけですが、やはり個人的には最終章の「3.0」の部分、つまり、東急の「未来」を語ったパートが秀逸だなと思いました。

東浦亮典(以下、東浦):ありがとうございます。「3.0」というのは、まさに佐宗さんの『直感と論理をつなぐ思考法』の主題である「妄想」、しかも、私個人が勝手に思い描いている「妄想」です。

東急電鉄は、鉄道と開発、生活サービスが主な事業です。

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