「ノー残業デイ」で現場に不満がたまる会社は、 何を間違えているのか?

「ノー残業デイ」で現場に不満がたまる会社は、 何を間違えているのか?

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「働き方改革」が喫緊の課題となっている。そんななか、プレッシャーが増しているのがプレイングマネジャー。個人目標とチーム目標を課せられるうえに、上層部からは「残業削減」を求められ、現場からは「仕事は増えてるのに…」と反発を受ける。そこで、1000社を超える企業で「残業削減」「残業ゼロ」を実現してきた小室淑恵さんに『プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術』をまとめていただいた。本連載では、本書のなかから、プレイングマネジャーが、自分もチームも疲弊せずに成果をあげるノウハウをお伝えしていく。

■なぜ、「ノー残業デイ」は機能しにくいか?

「働き方改革」の一環として、多くの企業で「ノー残業デイ」が導入されていますが、残念ながら、あまりうまく機能していないように見えます。

 私は、週一日だけ「ノー残業デイ」を設定しているケースが多いのが、その要因ではないかと考えています。

 なぜなら、週一日だけであれば、その前後の日の残業を増やすことによって、「ノー残業デイ」に終わらない分の仕事を吸収できるからです。それはつまり企業側から「仕事の量や根本的なやりかたは変えないけど、あなたの根性でなんとか圧縮してね」というメッセージであり、単に定時退社をする日が週に1回あるというだけで、実質的には「働き方」はまったく変わらないからです。

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