「安定した会社」でくすぶる人が、業績が傾いた途端「絶好調」になる理由

だから僕はずっと不況でいてほしいなと(笑)。

佐宗:「妄想」タイプの人は、どちらかというと不況待望論になるんでしょうか(笑)。これからの時代はそういう人が活躍する時代になるような気がします。

■街を舞台に技術と絡めて妄想を繰り広げる

佐宗:クリエイティブな仕事をするとき、自然があってリラックスできる環境は意外に大事です。

僕の場合、都心にいすぎると新しいアイデアが出てこないですね。ですから、街づくりや都市計画なんかにおいても、「空白」や「スペース」って重要だと思います。

実際にこの2年ほど東急さんを中心に二子玉川流域の自治体や、企業、市民と多摩川流域エリアの参加型のビジョンづくりプロジェクト「TAMA X」のプロジェクトを始めているのですが、このプロジェクトは、都市の近くにある余白である多摩川というスペースを活用した新たなライフスタイルづくりをする実験をやっていこうとしています。

でも多摩川流域に豊富な自然をそのまま残すということではない。そうした自然のある地域のよさを保ちながら、ドローンや風力発電、自動運転など次世代の技術インフラをベースも組み込んでいく。そういうなかで働いたり、子育てをしたりできるようになればいいなと思っています。

東浦:たとえば次は5Gが来るということで、さまざまな勉強会が開かれていますが、ビルがたくさん建っている渋谷みたいなところだと、なかなか5Gの特性が生かしきれません。

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