「安定した会社」でくすぶる人が、業績が傾いた途端「絶好調」になる理由



しかし二子玉川みたいに邪魔するものがない、障壁のないところで5G環境が整えば、新しい社会実験は非常にやりやすいでしょう。

多摩川流域には富士通、NEC、キヤノンなど日本を代表する企業が軒を連ねており、一番先には羽田空港があります。そこまでを1つの経済圏にしてつなげていく。

以前は「羽田まで多摩川をホバークラフトで走り抜ける」という妄想をもっていましたが、あまりに音がうるさくて住宅地には不向きでした(笑)。あとは水陸両用バスとか人が乗れるドローンなど、技術によっていろいろな可能性が街の発展とからめて考えられるんです。

■トップとのビジョンの共有が実現化のカギとなる

佐宗:街づくりにはさまざまなステークホルダーがいて、自治体や国などは特に扱いに気をつけなければいけません。東浦さんはそういう人たちに妄想を伝え、動かしていくにはどんなことが大事だと思われます?

東浦:そこはけっこう苦労しているところです。幸いなことに東急沿線は無党派層、政治に関心がないのではなく、物事をフェアに考えられる知的な人が多く住んでいます。そういう方たちの投票行動には、しっかりと個性を持っている首長に票が集まるという特徴があります。

博報堂出身の長谷部渋谷区長、世田谷区の保坂区長、川崎市の福田市長など、それぞれの自治体の首長を見ても、かなり開明的な人です。

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