安宅さんに聞く「これからの時代を生き抜く“レアな人材”になるための方法」

意図的にそういう人をアトラクトしよう(惹きつけよう)としているので濃度は高い。だから、そういう人たちが、やっぱり周りに従ってまずは大企業に行こうなんて不安を抱かないように、不安脱却フィールドのパワーを我々がもっとあげないといけませんよね。

柴山 そうだとしたら、今やヤフーはどうなんでしょう。

安宅 うーん、「変人の巣です」といいたいですが、とはいえ今では経団連企業ですからね。ニューエコノミー側でも親が知っているということで来ている若い人も多いと思います。マナーが良く、バランスの取れた人が多い。少なくとも僕が来た11年前に沢山いたハチャメチャで面白すぎる人は明らかに減っている、少なくとも若者には少ない気がします。20年前にヤフーを選ぶような人は有望ですね。

柴山 マッキンゼーも2000年ぐらいまででしょうか。

安宅 いや、もう僕らが入社した2〜3年後くらいから世代が変わった、と言われていました。いわゆる有名企業になっちゃってたんですよ。僕らは大前(研一)さんから「草の根分けても、変なヤツを採れ」と言われてたんですけど、1995-96年あたりから東京大学の学生の2〜3人に1人は受けるような状態になっていましたよね。

柴山 じゃあマッキンゼーもヤフーも、かつては捻じれの世界にいたところから、偏差値の世界へ、空間を移ってきたんですね。

関連記事(外部サイト)