3分でわかる! アドラー『人生の意味の心理学』

でも、人間はここから抜け出してより高い存在になりたいと願います。

 「すべての人を動機づけ、われわれがわれわれの文化へなすあらゆる貢献の源泉は、優越性の追求である。人間の生活の全体は、この活動の太い線に沿って、すなわち、下から上へ、マイナスからプラスへ、敗北から勝利へと進行する」(同書)

 しかし、「優越性の追求」をしても、人生そうカンタンにはいきません。そこで人は「劣等感」を覚えるわけです。でも、この「劣等感」が重要で、なんと人類のあらゆる進歩のエネルギーとなっているというのです。つまり、フロイトが人間の根源的な力がリビドー、すなわち「性的エネルギー」であるとしたのに対し、アドラーは、人間を動かす根源的なエネルギーが「劣等感」であると考えたのです。

続きはダイヤモンド・オンラインで
(会員登録が必要な場合があります)

前へ 1 2

関連記事(外部サイト)