突然死を招く心臓病、重大原因ストレスを「3分」で緩和する方法

突然死を招く心臓病、重大原因ストレスを「3分」で緩和する方法

心臓病は危険因子のない人が突然かかることはほとんどありません Photo:PIXTA

ついさっきまで元気だった人が急に苦しんで意識を失い、最悪の場合、死に至ることもある心臓の疾患。周囲はほとんど前兆のない“突然死”に驚きを隠せないが、危険因子を持っていない人が急に亡くなることはほとんどない。では、どんな人に突然死の危険性があり、防ぐにはどのような対策が最も有効なのか。横浜市立大学大学院医学研究科循環制御医学主任教授の石川義弘医師に話を聞いた。(聞き手/ダイヤモンド編集部 林 恭子)

■前触れなく起こる突然死心筋梗塞は「胸」に前兆も

――突然死を招く心臓の疾患には、どのようなものがありますか?

 心臓は血液を全身に送り出す臓器で、送り出された血液が脳や全身にまわることで、体の機能を維持しています。その機能が維持できなくなったとき、突然死に至ります。

 突然死を招く心疾患は大きく分けて2つあり、1つは心臓の筋肉がけいれんするように震えて心臓のポンプ機能が正常に作用しなくなる「不整脈」。もう1つが、心臓が酸素不足になり壊死を起こしたときに起こる「心筋梗塞」で、ポンプ自体が壊れてしまう状態です。

 なかでも致死的な不整脈を起こすと、数十秒で意識をなくします。「胸が苦しい」といって、そのまま倒れ込む方もいます。

 そのほか突然死を引き起こすものとして、中年以降に多い「大動脈解離」という劣化した動脈の破裂による大量出血で亡くなるケースもあります。

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