中学受験は小学校の「学区選び」から始まる!熱狂の品川区、新旧人気学区

中学受験は小学校の「学区選び」から始まる!熱狂の品川区、新旧人気学区

上皇后美智子さまの生家「正田邸」跡に造られた「ねむの木の庭」

孟母三遷のたとえもあるように、子どもの教育のために転居する教育熱心な家庭がある。最近では「公立小移民」とも呼ばれるが、人気の学区に不動産を買い求めて、中学受験に注力するような動きである。東京23区の中心部と並び中学受験熱が高い城南地区の中でも、新旧の人気学区が競い合う品川区の事情を見ていこう。(ダイヤモンド・セレクト編集部)

■中学受験熱がひときわ高い「大崎地区」

 中学受験への備えは、一般には塾通いが始まる小学校4年生からといわれる。

 しかし、熱心な家庭の本当の備えは、小学校の選択時から始まっている。どこの小学校に入るか。学区選びである。

 東京23区では平均すると22.6%、およそ4人に1人が私立中学に進学する。これはあくまでも平均であって、4割を超える区もあれば1割台の区もある。

 8月22日発売の「週刊ダイヤモンド別冊」では、特集「人気学区と文教地区」で、首都圏・関西圏・名古屋の人気公立小学校区について取り上げている。人気のある小学校区は、需要が供給を上回る傾向があり、不動産価値が下がりにくい。進学志向の強い家庭にとっては充実した教育環境を得ることができる、ということで学区に注目した。

 今回、その例として品川区を見てみたい。

 品川といわれて一般の人がイメージするのはJR東海道線「品川」駅であり、東海道の宿場町であろう。

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