ドストエフスキーの思想を哲学する!

ドストエフスキーの思想を哲学する!

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哲学史2500年の結論! ソクラテス、ベンサム、ニーチェ、ロールズ、フーコーetc。人類誕生から続く「正義」を巡る論争の決着とは? 哲学家、飲茶の最新刊『正義の教室 善く生きるための哲学入門』の第7章のダイジェスト版を公開します。

 本書の舞台は、いじめによる生徒の自殺をきっかけに、学校中に監視カメラを設置することになった私立高校。平穏な日々が訪れた一方で、「プライバシーの侵害では」と撤廃を求める声があがり、生徒会長の「正義(まさよし)」は、「正義とは何か?」について考え始めます……。

 物語には、「平等」「自由」そして「宗教」という、異なる正義を持つ3人の女子高生(生徒会メンバー)が登場。交錯する「正義」。ゆずれない信念。トラウマとの闘い。個性豊かな彼女たちとのかけ合いをとおして、正義(まさよし)が最後に導き出す答えとは!?

■2500年間、人々は何を考えてきたのか?

前回記事『合理主義者のデカルトが「神」を哲学したら?』の続きです。

「さて、我々は、今、約2500年にわたる人類の思想対立、哲学史を眺めてきたわけだが、何か気づくことはあっただろうか? 正義くん」

「はい。縦線の左側……絶対主義から始まる一連の哲学は、みな枠の外側に、善や正義があると考えています。

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