仙台の実情から見る「地方×リノベ」のリアル

仙台の実情から見る「地方×リノベ」のリアル

丹野伸哉(たんの・しんや)
N’sCreate.代表取締役社長
宮城県仙台市出身。専門学校にてインポートビジネスを学びヨーロッパ(主にイギリス)輸入家具の取引や都内の有名ホテルのオーダー家具を製作・販売等に携わる。2010年に同社社長(現会長)結城創氏と社内リノベ部門を立上げ、2011年に本格的にリノベーション事業を始動。2014年、リノベーション部門を分社化した。2018年4月より同社代表取締役社長に就任。仙台という街が自分達の暮らしたい街になり、より豊かになればという思いを持ち、住宅以外にも店舗やビルなど様々なリノベーションプロジェクトを行っている。[写真提供:丹野伸哉]

人気社会派ブロガー・ちきりんさんが、自宅をリノベーションした経験をもとにまとめた『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』。見積もり、助成金申請、工事の過程に至るまでを詳細に記した同書は、発売から半年を待たずに「リノベーションを検討する人の必読書」と言われるまでになっている。

株式会社N's Create.の代表・丹野伸哉氏も、同書に衝撃を受けた1人。N's Create.は、宮城県仙台市で中古マンション物件を中心にリノベーションを手掛ける不動産ショップを主な事業とし、国内最大級のリノベーションブランドである「リノベ不動産」にも加盟している企業だ。

マンション建築が地方都市でも進むなか、これからの選択肢にリノベーションは欠かせなくなるはずだが、現在の実情はどうなのか? 丹野氏を対談のゲストとしてお迎えし、「地方×リノベ」のリアルを探る連載を全3回にわたってお届けする。(構成協力/長谷川賢人)

■地方の中核都市・仙台のリアルな「住宅事情」

ちきりん 今日はご足労いただき、ありがとうございます。御社は仙台でリノベーション事業を手がけていらっしゃるということなので、まずは仙台の住宅事情についてお聞きしたいです。

地方は衰退していると言われますが、仙台や福岡など中核都市は人も集まるし不動産もちゃんと売れる。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ

関連記事(外部サイト)