シリコンバレーの終わりの始まり。次のフロンティアはどこにある?

シリコンバレーの終わりの始まり。次のフロンティアはどこにある?

出所:Library of Congress Prints and Photographs Division Washington

シンガポール在住のベンチャー投資家、蛯原健さんの初の著書『テクノロジー思考―技術の価値を理解するための「現代の教養」』は、「イノベーションか、さもなくば死か」「テクノロジーか、さもなくば死か」という時代をサバイブするために、アジアを中心に、最先端のイノベーションの現場をつぶさに見てきた著者の膨大な知識と経験が惜しげもなく詰め込まれた本である。
『ITビジネスの原理』、『アフターデジタル』などの著作をもつフューチャリスト、尾原和啓さんが本書を「全ビジネスパーソン必読の教養(リベラルアーツ)だ」と激賞するその理由とは。(構成:田中幸宏)

■テクノロジーが世界を否応なしに変えてしまう

尾原和啓(以下、尾原) 今日は蛯原さんの新刊『テクノロジー思考』を深堀りしていくわけですけれども、この本、はっきり言ってヤバいです。テクノロジーが世界を強制的にメジャーアップデートしていく時代の必読書で、大人はもとより、日本の全高校生が読むべきリベラルアーツ(教養)だと個人的に思っています。

蛯原健(以下、蛯原) ありがとうございます。

尾原 テクノロジーが世界を強制メジャーアップデートするというのは、どういうことか。わかりやすい例があります。この本の最後の章でも取り上げられていましたが、1枚目は1900年のニューヨーク五番街という一番リッチなストリートの写真。

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