教養ブーム火付け役【山口周】の リベラルアーツを「武器」にする思考法

教養ブーム火付け役【山口周】の リベラルアーツを「武器」にする思考法

Photo: Adobe Stock

ベストセラー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』が話題の山口周氏。山口氏が「アート」「美意識」に続く、新時代を生き抜くキーコンセプトをまとめたのが、『ニュータイプの時代――新時代を生き抜く24の思考・行動様式』だ。
今は、空前の「教養ブーム」。しかし、リベラルアーツを“社会人として身につけるべき教養”などと解釈するのは大間違いだ。リベラルアーツは、「物事を見る枠組み」を大きく変える力を持つ。なぜ、これからの時代に教養が必要なのか? なぜリベラルアーツは「武器」になるのか? データ分析やSTEM(Science =科学、Technology =技術、Engineering =工学、Mathematics =数学)教育など、「サイエンス」の重要性が叫ばれる今、改めてリベラルアーツの重要性について考える。
切り替わった時代をしなやかに生き抜くために、「オールドタイプ」から「ニュータイプ」の思考・行動様式へのシフトを説く同書から、一部抜粋して特別公開する。

【オールドタイプ】サイエンスに依存して管理する
【ニュータイプ】リベラルアーツを活用して構想する

■構想力はリベラルアーツで高まる

 第5回で「問題の希少化」、第6回で「イノベーションの停滞」という論点を取り上げ、両者はともに「構想力の減退」という同根に起因していることを指摘しました。

1 2 3 4 5 次へ

関連記事(外部サイト)