川淵三郎氏が語る「ラグビー界の怠慢」と清宮改革への期待

川淵三郎氏が語る「ラグビー界の怠慢」と清宮改革への期待

Photo by Koichi Kagami

「週刊ダイヤモンド」8月31日号の第1特集は「熱狂!ラグビー ビジネス・人脈・W杯」。その中で掲載した、川淵三郎氏のインタビューの拡大版を公開する。観客動員で苦戦していたサッカーやバスケットボールを、強烈なリーダーシップでプロ化に導いた川淵氏。今では当たり前になった「地域密着の徹底」など、プロ化の先輩から学ぶべき点は多い。ラグビー界の問題点や、Jリーグ創設時の収益予想などについて直撃した。(聞き手/ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)

──ラグビーがプロ化へ動きだしました。

 僕もラグビーが大好きだから、成功してほしいね。僕らの時代はサッカーよりラグビーが人気だった。ただ、昔のラグビー協会はアマチュアリズムの権化で、世界のラグビーがプロ化して、ニュージーランド代表がテレビCMに出る時代になっても、断固アマチュアリズムを守り抜くと……。

──10年以上前に、ラグビーのトップリーグを立ち上げた宿澤広朗(故人)さんと対談されています。

 宿澤さんはあのとき、「ワールドカップのベスト8はラグビーがサッカーより先ですよ」と言っていた。それは忘れられない。ただ、そこから改革が進まなかった。ラグビー界は惜しい人を亡くした。

──日本ラグビー協会では、森喜朗名誉会長が突然辞任して、清宮克幸副会長が誕生しました。

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