絶滅は、大人に染みる。「毒の海で絶滅」した“最強ハンター”モササウルス

絶滅は、大人に染みる。「毒の海で絶滅」した“最強ハンター”モササウルス

絶滅は、大人に染みる。「毒の海で絶滅」した“最強ハンター”モササウルスの画像

「おしっこのしすぎで絶滅」
「背中が無防備で絶滅」
「方向性を見失って絶滅」……

思わず気になる「絶滅理由」を紹介する『わけあって絶滅しました』シリーズが巷で話題となっている。第1弾が発売されるやいなやテレビ・ラジオで話題となり、第2弾の『続 わけあって絶滅しました。世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』と合わせて68万部のベストセラーとなった。

児童書として発売された本書だが、意外なことに「生存競争の過酷さ、生き残りのコツがビジネスの参考になる」とビジネスマンからの共感も集めている。生き物達の驚くべき進化、そして襲いかかる理不尽な環境の変化が、現代社会とどう重なるのか。今回特別に『続 わけあって絶滅しました。世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』の内容を一部抜粋・編集してお届けする。

■「強い」と「弱い」は、紙一重

絶滅は、決して「弱いから滅びる」わけではありません。むしろ、その時代大いに繁栄し栄華を誇った生き物ほど、あっけなく絶滅していたりします。

なぜなら「強さ」や「弱さ」は、その時代の環境によって変わるものだから。たとえば、新生代の新第三紀(中新世後期)に日本で絶滅したムカシナンバンダイコクコガネは、ゾウやサイといった巨大生物のフンを主食にしていました。

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