消費増税で、国民の財布のヒモがきつく締まり始める「Xデー」とは

消費増税で、国民の財布のヒモがきつく締まり始める「Xデー」とは

「消費税、高いよ!」国民の財布のヒモがきつく締まり始めるのはいつか Photo:Diamond

■特売の終了と増税で負担感が一気に増加

 先日、引越しをした友人の家を訪ねるとき、差し入れとしてスコッチウイスキーの「ジョニーウォーカー黒ラベル」を買ったのですが、支払いが2618円でした。10月に入って消費増税になった後の話です。で、「あれ、こんなに高かったっけ?」と思ったのです。

 この驚きにはからくりがあって、ちょうど先月も同じ店で「ジョニ黒」を買ったのです。そのときと比べて「結構高いな」と思った理由は、当時は増税前の大セールをやっていたからです。つまり、以前の記憶はそもそも特売のときのもので、しかも消費税が安かった。ところが今回は通常価格で、しかも消費税が10%へ増税された後でした。だから、余計に高く感じたのです。

「それはあなたの個別事情じゃないの?」と思うかもしれませんが、実はこれが特殊な事情とも言い切れないのです。9月は日本中で増税前の駆け込み大セールをやっていたので、行動経済学的に捉えれば、10月の消費増税の影響は、増えた税金分と先月の大セールからの反動分を合わせて、ダブルで効いてくるはずです。

「消費税、高いなあ」と思う人は私だけでなく世の中の多数派なので、この後、消費は目に見えて冷え込み始める可能性が高いでしょう。では、どれくらいの消費が消えてなくなるのか。今回はそのことを、過去の例から類推してみましょう。

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