天才・平清盛が 「宋銭」に目をつけた理由



■清盛はなぜ「宋銭」に目をつけたのか?

 成長し始めたのは、平清盛(1118‐1181)以降です。

 なぜだかわかりますか?

 平清盛は、太宰府の長官になって、中国の宋で流通していた宋銭に目をつけた。
 清盛が宋銭を本格的に輸入し始め、初めて日本に貨幣経済が根づいたのです。

 そうすると、経済が活性化するので、お金儲けをしようという人が出てきます。

 日本の貨幣は、和同開珎(わどうかいちん、708年)や富本銭(ふほんせん、683年)がその始まりではないのです。

 これらはあくまでも「見せ金」であって、日本初の流通貨幣は「宋銭」なのです。

 そういう意味で、清盛はわが国に貨幣経済を導入しためちゃすごい人です。

 でも、なぜ、清盛が宋銭を輸入できたのか。
 みなさん不思議ではありませんか。

 日本に輸入できたということは、中国で宋銭がいらなくなったということです。

 なぜ中国でいらなくなったのか?

 それは、当時、宋銭以外に紙幣ができていたからです。

 加えて、宋の後を継いだ大元ウルス、モンゴル世界帝国は貨幣体系を「銀」と「紙幣」に置き換えた。

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