AI通訳機「ポケトーク」は外国からのお客様に応対する小売・サービス・運輸業など法人にも人気! 意外な活用の場とは…?

ソースネクストのような翻訳機は前例がないので、初回は需要予測が非常に難しかったようです。試作品も非常に人気だったけれども、蓋を開けてみなければわかりません。しかし心配をよそに、初号機から爆発的に売れていきました。そして、個人のお客さまはもちろん、法人のお客さまには幅広い業種で活用されています。その意外な例とは…?

 ソースネクストは創業以来ソフトウェアを販売してきて、大手家電量販店とも懇意にしています。ある家電量販店の社長のところへ、AI通訳機の試作品を持っていきました。すると、「間違いなく売れる」と太鼓判を押してもらえました。

 しかし従来にない製品ですから、どれぐらい売れるのか、まったく予測のしようがありません。
社内でも「何十万本と売れるんじゃないか」「そんなに多く見積もったら危ない。数千本レベルだろう」などと意見が割れました。

 どこまで売れるか、成否のカギを握るのは広告だ、と私は考えていました。発売当初から思い切って広告宣伝費を投じれば、売れ行きが大きく変わる。ここは、アクセルを踏み込むしかない。

 それまでソースネクストも何度か経営危機を経験しており、決して順風満帆にきたわけではありません。ところが「ポケトーク」を発売しようとしていた2017年には業績もかなり安定していたので、仮に失敗しても致命傷は負わないはずだという計算もありました。

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