中国ビジネスで勝つために絶対必要な「B級中華料理」の知識とは

中国ビジネスで勝つために絶対必要な「B級中華料理」の知識とは

B級中華料理を知っているとビジネスで有利になるのはなぜか(写真はイメージです) Photo:PIXTA

■中国人が心底喜ぶ「中華料理の味」とは

 私は東京のわが家の近くにある「百宴香」という庶民系レストランで、時々食事をしている。先日、自宅のネット環境を整備するために、ITに明るい中国・貴州省出身の若手社員、C君の手を借りた。仕事が終わったあと、感謝の意を表す意味も兼ねて、彼を食事に誘った。

 百宴香で裏メニューにある陳皮牛肉、臘肉炒菜、レンコンの紫蘇漬け、自家製春巻、高菜チャーハン、酒醸圓子などを注文した。結果から言うと、これらのメニューを組み合わせる作戦は大成功した。無口な好青年であるC君は、目を大きく見開いて料理の味に感激した。「休日に奥さんを連れて食べに来たら?」と提案してみたら、すぐにうなづいてくれた。

 前述の「陳皮牛肉」とは前菜の1つである。陳皮とは、熟したミカンの果皮を干したもののことをいう。漢方薬の原料の1つでもあるが、医食同源の中国では、中華料理の調味用食材としても使われている。その陳皮を生かしてできた陳皮牛肉は、醤油をベースにしたソースに長時間漬けられたため味が濃いが、ほのかなミカンの香りもあり味に深みを見せている。

 旧暦の12月は、中国では臘月ともいう。その月に中華風に燻製した豚バラ干し肉やソーセージは、「臘肉」「臘腸」と呼ばれる。広東省、広西チワン族自治区、貴州省、雲南省、湖南省などの山間地帯では、自宅で臘肉や臘腸をつくる風習が今でも残っている。

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