え、こんなに違うの? コーヒーの味はドリッパーで劇的に変わる



したがって、同じレシピを使用して異なるドリッパーで抽出した場合を比較すると、流速に大きな違いが生まれ、その結果コーヒーはまったく異なる味わいになります。

流速が速くなると、コーヒーの味わいはサッパリと仕上がり、流速が遅くなると、コーヒーの味わいに重さが出ます。流速は抽出液の濃度感に影響すると考えてください。

すなわち、まとめると次のようになります。

【濃度感が高めのコーヒー】流速の「遅い」ドリッパーを選ぶ
【濃度感が低めのコーヒー】流速の「速い」ドリッパーを選ぶ

流速が速い順番に、代表的なドリッパーを並べると、図12のようになります。

HARIOの「V60」は底面にある抽出口が大きく、リブも長いため、お湯の抜けが良いドリッパーです。お湯の抜けが良い分、淹れ手によって湯量をコントロールすることで濃度感も調整しやすいドリッパーと考えられています。サッパリした濃度感を求めたい人に向いていると思います。

「コーノ式」も同じく底面にある抽出口が大きいことが特徴ですが、リブがV60と比べて短く、お湯の抜けは比較的遅くなりますので、V60よりも少し濃度感が欲しい、と言う場合にうってつけのドリッパーと言えます。

「ウェーブ式」の“ウェーブ”の由来は正確に説明するとフィルターを指しています。

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