結果を出す人ほど安易な「コピーしやすい武器」に頼らない

結果を出す人ほど安易な「コピーしやすい武器」に頼らない

Photo: Adobe Stock

「麻布→東大卒」でありながら「プロゲーマー」という経歴が、世間の話題となったときどさん。しかし順風満帆だった彼のプロゲーマー人生は、ゲーマー20年目の2013年ごろに壁にぶつかった。格闘ゲームのeスポーツ化による環境の変化によって、全く勝てなくなったのだ。
2冊目の著書『世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0』では、そのV字回復の軌跡を紹介しながら、ときどさんが毎日やっている「努力のやり方」を紹介している。「圧倒的に変化が激しい」eスポーツの世界で戦うために、必要なこととは何か。ビジネスマンにも役立つエッセンスを語ってもらった。

■どん底に落ちた、大逆転負け

 僕が「失敗」「負けること」の大切さに気づいたのは、ある試合がきっかけでした。

 『世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0』で詳しく述べていますが、僕はプロゲーマーになってから思うように勝てなくなった時期がありました。大きな転機になったのは2013年の秋に行われた試合です。ゲームは「ストリートファイターIV」。リーグ戦残留のかかった注目の試合、僕は10戦先取の試合に臨んで敗北しました。相手は同世代のプロゲーマーももち選手。ストリートファイターIVでは2014年カプコンカップ優勝、2015年EVO優勝という偉業を成し遂げ、現在もトッププロとして活躍している選手です。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)