アマゾン VS. ネットフリックス ハーバードのファイナンス講座ではどう教えているか?

アマゾン VS. ネットフリックス ハーバードのファイナンス講座ではどう教えているか?

Photo: Adobe Stock

『HOW FINANCE WORKS ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座』は、ハーバード大学のオンラインのファイナンス講座(Leading with Finance)をベースにテキスト化された教科書です。ファイナンスの教科書といえば、堅苦しいイメージですが、本書は少しイメージが違います。アマゾン、ネットフリックス、スターバックス、アップル、ナイキ…誰でも知っている企業の最新の財務データを使って、経済ニュース、金融ニュースなどをからめながら基礎的なファイナンスの知識を身に着けていきます。そのエッセンスをコンパクトに紹介します。

■売上カーブは似ていても、利益やキャッシュフローは全然違う!

なぜキャッシュの視点が非常に示唆に富むのか? アマゾンとネットフリックスという大手企業2社の売上の数字を比較してみよう(図2-5と2-6を参照)。

グラフの縦軸の目盛りは違う(アマゾンはネットフリックスよりはるかに大きい)。2001 年から17年の間に、両社とも目覚ましい成長を遂げている。だがそれは売上だけのことだ。もう少し財務指標を見てみよう(図2-7と2-8を参照)。

アマゾンは利益を上げていないように見える。少なくとも直近まではそうだ。利益指標では、ネットフリックスはアマゾンよりも利益を上げているように見える。

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