球界の知将・野村克也さんが実践してきた「正しい努力」とは

球界の知将・野村克也さんが実践してきた「正しい努力」とは

1997年、セ・リーグ優勝インタビューを受け、ファンの声援に応えるヤクルト・野村克也監督 Photo:JIJI

先日、プロ野球解説者・野村克也さんがご逝去されました。プロ野球界屈指の強打者・名捕手・知将として数々の実績を残された野村さんですが、試合後の会見やインタビューでの名言・名文・ボヤキも、「野球のみならず人生、生き方に通じるものがある」と、多くの人たちを勇気づけてきました。そこで今回は、野村さんが65年を超えるプロ野球の世界でたどってきた軌跡、実践されてきたことをまとめた『野球と人生 最後に笑う「努力」の極意』(青春出版社)より、“野村イズム”があらわれている名言を厳選して紹介します。

■ノムさんが65年超の野球人生で学んだ“大切なこと”

 私は京都の片田舎で育ち、甲子園には縁遠い弱小野球部の出身だ。そんな中で、プロ野球選手になることを夢見て、キャッチャーが手薄な南海(現・福岡ソフトバンクホークス)の入団テストを受けて、プロ野球の世界にギリギリで滑り込んだ。

 そんな底辺からのプロ野球人生のスタートだったから、生き残るために歯を食いしばり、必死に頭を使い、懸命に体を動かした。

 その結果、曲りなりにも甲子園や六大学出身の花形スター選手たちにも負けない実績を残すことができた。それは取りもなおさず、自分が才能にあふれた人間ではなかったからだ。才能がないという自覚があったからこそ、さらなる上を目指して、努力し続けることができた。そうしなければ生き残れない世界でもあった。

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