東京下町のソウルフード「ちくわぶ」は、なぜ全国区になれなかったか

東京下町のソウルフード「ちくわぶ」は、なぜ全国区になれなかったか

Photo:PIXTA

■ちくわぶ料理、おでんだけではないらしい

 大阪にいると、ほとんどちくわぶなるものを目にすることもなければ、耳にすることもない。もちろん、口にすることもない。基本的にチャレンジャーなので、一度は食べてみるべきだ。と思ったわたしがアホでした。

 名前から、竹輪と麩の中間的なものかと塑像していた。普通、そう思いますわな。竹輪は全国的におでん種として使われているし、麩は地域限定的かもしれないが、金沢おでんの車麩なんかは絶品やし。ただ、竹輪と麩の中間体であるとすると、えらく安いのはすこし気になった。

 そして実物、おでんのちくわぶ。まずかった。いや、『ちくわぶの世界』の著者の丸山晶代さんに怒られそうなので、口にあわんかった、としておこう。なんやねん、あれは。ウルトラ巨大なマカロニか。あるいは、こねたらない超ぶっというどんを短くして真ん中に穴をあけたもんか。すまん、それはマカロニやうどんに失礼というものだろう。形は似てるかもしれんが、歯ごたえがマカロニやうどんと違いすぎる。

 それから早数年たつ。先週、東京へ出張した折、時間つぶしに本屋さんを歩いていて、この本を発見した。なんでか知らんがネコがちくわぶを食べている表紙。帯はなんとTHE ALFEEの高見沢俊彦さんが書いている。

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