「直感」が経営において重要なのはなぜか

「直感」が経営において重要なのはなぜか

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発売1カ月で5万部を突破した入山章栄氏の最新刊『世界標準の経営理論』。800ページを超え、約30の経営理論を網羅する大作であるが、章ごとに完結しているため、どこから読んでも良い。いわば辞書のような利用こそが、本書を最大活用する方法の1つだ。

そこで実施しているアンケートを基に、読者の方々にとって最もお気に入りの理論「読者が選ぶベスト理論」をご紹介していく。今回は「ダイナミック・ケイパビリティ理論」だ。筆者に解説してもらった。(聞き手/DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 小島健志)

■不確実性が高い時は「論理思考よりも直感のほうが正しい」

読者が選ぶベスト理論:第17章 ダイナミック・ケイパビリティ理論

理由:ダイナミック・ケイパビリティ理論に、「エコシステム」という新しい産業構造をつくりあげるための基礎理論としての可能性を感じます。成果はまだ出ているようには見えませんが、経営者がいま、まさに実践していることだと思います。

(東京都、40代の会社員、部長級の男性)

――ダイナミック・ケイパビリティ理論が選ばれました。デジタル革命によって、競争優位を獲得するうえで、組織の経営資源(ケイパビリティ)を有形から無形に、静的から動的に変化することが求められています。

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