2年間引きこもりだった妻を変えた、夫の「伝え方」とは

2年間引きこもりだった妻を変えた、夫の「伝え方」とは

2年間引きこもりだった妻が旅行に行けるほどにまで元気になった理由は(写真はイメージです) Photo:PIXTA

多くの人の悩みでよくみられるのが「人間関係」。特に、親や夫婦、友人、仕事仲間といった身近な人たちと良好な関係を長く維持することは簡単ではありません。そこで役立つのが「アサーティブ」というコミュニケーション法。これは、「相手も自分も尊重する」という方法で、身近な関係を長続きさせるためには欠かせないスキルです。そこで今回は、20年以上にわたって「アサーティブ」なコミュニケーション法を提唱してきた森田汐生氏の新刊『なぜ、身近な関係ほどこじれやすいのか?』(青春出版社)から、具体的なストーリーを交えつつ、身近な人とうまくいかなくなった時の「アサーティブ」な解決方法を紹介します。

■“引きこもり”の妻を励まそうとしたら逆効果に…

 コンサルタントの仕事をしているタケシさん(仮名)は、3年ほど前から妻が家に引きこもるようになったことに悩んでいました。外に出ないというだけでなく、次第に朝、布団からも出なくなってしまったのです。最初、タケシさんは、急に妻の様子が変わったことに戸惑い、悩み、本を読んだり、知り合いの医師に相談したりしましたが、軽いうつか、更年期ぐらいにしか考えていませんでした。

 しかし、そんな状態が2、3カ月、やがて半年が過ぎると、さすがにタケシさんは「何とかしなければ」と思うようになり、まずは著名なドクターのいる病院に妻を連れて行きました。いろいろと検査をしてもらいましたが、診断は「異常なし」。うつでも更年期障害でもないというのです。とりあえずホッとしたタケシさんでしたが、今度は「自分が何とか妻を元気にしてあげよう」と思い、食事に誘ったり、旅行に誘ったりして一生懸命励ましました。

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