企業のガラパゴス化を見抜く「競争の3類型」

企業のガラパゴス化を見抜く「競争の3類型」

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発売1カ月で5万部を突破した入山章栄氏の最新刊『世界標準の経営理論』。800ページを超え、約30の経営理論を網羅する大作であるが、章ごとに完結しているため、どこから読んでも良い。いわば辞書のような利用こそが、本書を最大活用する方法の1つだ。

そこで実施しているアンケートを基に、「読者が選ぶベスト理論」をご紹介していく。今回は「レッドクイーン理論」だ。筆者に解説してもらった。(聞き手/DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 小島健志)

■企業競争の3類型とGAFAの戦い方

読者が選ぶベスト理論:第32章 レッドクイーン理論

理由:自社か?まさに「知の深化型の共進化」(※)のスハ?イラルに陥っていると感し?ており、その背景となるロシ?ックや、これから取るへ?き行動のあり方について多くの示唆か?あったからです。

また、この章が好きなのも、最初から全ての章を順番にしっかりと読み解いていったことも影響していると思います。

古典的な経済学がベースの「SCP理論」から導き出される「競争を避ける」ことの重要性と、 レッドクイーン理論が示す「競争の中で学習する」ことの重要性という、異なる見解に対する入山先生の解説が腹落ちしました。

そして、最後に紹介された経営者の方々の言葉に感動したことも、この章に惹かれた要因の一つと考えています。

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