EV販売台数が世界で頭打ち、エンジン車の時代は当分続く

EV販売台数が世界で頭打ち、エンジン車の時代は当分続く

テスラ・モデル3はピュアEVのベストセラー  米国では2019年1〜12月に18万台を販売(モデルSは2万400台) 欧州市場ではテスラ全車で約11万1000台をセールス Photo:The Washington Post/gettyimages

■はたしてBEVはどれくらい売れているのか

 自動車は電動化の時代。エンジンはもはや古い――日本のメディアは、「いずれ自動車はBEV(バッテリー電気自動車)に置き換えられる」という論調が目立つ。世界的に自動車が排出するCO2(二酸化炭素)規制が強化されつつあり、化石燃料を使わないBEVが「環境に優しいクルマ」だといわれている。では、はたしてBEVはどれくらい売れているのだろうか。

 欧州自動車工業会が発表した昨年のECV(エレクトリカリー・チャージャブル・ビークル=外部からの充電で走行できるクルマ)販売台数は、EU(英国を含む欧州連合)域内が46万5026台、前年比53%増だった。アイスランド、ノルウェー、スイスのEFTA(欧州自由貿易圏)3カ国を加えると56万4225台、同45%増となる。全乗用車販売台数に占めるECVの比率はEUで3.03%、EUとEFTAでは3.57%だった。

 ECVの販売台数が最多だったのはドイツの10万8839台だが、ドイツで販売された全乗用車の中での比率は3.02%と欧州平均と同等だ。ECV販売比率トップはノルウェーで、全体需要14万2381台のうち7万9640台、実に56%がECVだった。

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