増える「巣ごもりアルコール依存症」、医師が語るお酒との付き合い方

増える「巣ごもりアルコール依存症」、医師が語るお酒との付き合い方

「巣ごもり」や在宅勤務で過剰飲酒、アルコール依存症が増える危険がある?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

緊急事態宣言は解除されたが、人口全体の60〜70%が抗体を持つまで終息しないといわれる新型コロナウイルス感染症。第2波を見据えた医療、経済対策も急務だ。在宅勤務の孤独感が長期化する中、過剰飲酒、アルコール依存症が激増する危険がある。「生活習慣病行動変容」研究の第一人者、東京慈恵会医科大学教授・行動変容外来診療医長・慈恵医大晴海トリトンクリニック所長 横山啓太郎医師に、未曽有の試練を乗り越える処方箋を聞いた。(医療・健康コミュニケーター 高橋 誠)

■Zoom飲みで「ソーシャルドリンカー」になろう

 ソーシャルディスタンス対策は、突然人と人との距離を遠ざけたり、近づけたりした。急にテレワークで家に閉じ込められ、孤独と向き合うことが課せられる。多くのサラリーマンがストレスを溜め込んでいる。適度な距離を保っていた夫婦に、巣ごもりで新たなストレスが生まれた。その結果、飲酒やDVに走ることも起こりうる。距離感の変化によるストレスに対し、どのように行動変容(行動・生活習慣を変えて病気や症状を改善すること)を起こすべきか、その後の人生が変わるかもしれない。

 知人の50代会社員男性は、2日に1本ウイスキーを空ける日々を送っている。アルコール依存症であるから、家族の支えが必要だ。そのためには家庭が円満であることが何よりも大切であり、ソーシャルディスタンスならぬ、適度な“ファミリーディスタンス”も考えなければならない。

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