刻々と迫る「香港の中国化」、歴史の変節点に日本はどう向き合うか

刻々と迫る「香港の中国化」、歴史の変節点に日本はどう向き合うか

写真はイメージです Photo:PIXTA

■香港版国家安全法の制定に動く中国揺らぐアジアの安定

 歴史の変節点だ。

 1997年7月1日に英国が香港を中国に返還した後も香港は高度な自治権を得て繁栄してきた。ところがここに来て中国は、香港版国家安全法を直接制定することにより、自治権を損ね香港市民の自由を制限するような行動に踏み出した。

「香港の中国化」だ。

 香港の情勢は台湾にも間違いなく飛び火し、台湾は中国から離れ米国に一層、接近するだろう。一方でアジア地域の安定の要である米国のトランプ大統領は自らの再選しか眼中にないようだ。

 米中の狭間で、日本は香港問題にどう向き合っていくべきなのか。

■経済成長に資した「一国二制度」香港を通じ世界経済とつながる

 中国現代化の足掛かりを作った中国共産党の最高指導者、トウ小平氏は経済改革と成長を最優先課題としたが、香港を中国本土の経済成長のためにどう活用するかを考えたはずだ。

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