河井前法相夫妻は“アベノシッポ”、切って終わりなら「検察の独立」が泣く

河井前法相夫妻は“アベノシッポ”、切って終わりなら「検察の独立」が泣く

衆院本会議場に向かう河井克行前法相=6月17日午後、国会内 Photo:JIJI

自民党の分裂選挙を勝ち抜いた妻。当選させた手柄で法相の座をつかんだ夫。絶頂に立った政治家夫婦が買収容疑で逮捕され奈落に突き落とされる物語がメディアを賑わせている。

 だが、「華麗なる政治家カップル」を悪者に仕立て、一件落着とするなら、あまりにも陳腐な「検察活劇」である。解明されるべきは1億5000万円を注ぎ込んだ自民党本部の関与だ。

「本部への家宅捜索」に踏み切り、資金の流れと責任の所在を明らかにできるか。問われているのは検察上層部の胆力だ。

■解明されるべきは党本部からの1.5億円

 カネを配って票の取りまとめを頼む。よくある選挙違反だが、捜査を進める検察にとって、河井案件は通常の選挙違反と全く別物だ。背後に党本部と広島県連の亀裂があり、政権中枢の関与が疑われる。

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