5分間「ネガティブ感情をぶちまける」超痛快ライフハック



 だが、ハルは妄想を生きていたのではなかった。5分間ルールを生きていたのだ。

 過去には戻れない。ただ途方に暮れ、嘆き悲しんで、事故が起こらなかった世界を求めても意味がないことがわかっていた。ハルは選択肢が2つあると考えた。医師の言うことが正しく、二度と歩けないのならその現実を受け入れる。だが、もし間違っているなら、車椅子の人生は断固として受け入れない。

 結局のところ、医師は間違っていた。大腿骨が2つに、骨盤が3つに砕け、意識不明の昏睡状態で発見されてから3週間後、ハルは最初の一歩を踏み出した。そして1ヵ月後には退院し、医師の指示に反して職場に復帰し、記録破りの販売成績を収めたのだ。

■朝の1時間に「6つの鉄則」を実践する

 ハルにそんなことができたのは、できると考えたからだけではない。ポジティブ思考は魔法のように問題を解決してくれるものではない。ハルの考えでは、奇跡を起こす鍵は、最良の知的・身体的・感情的状態に自分を置いて、最高の結果を求めて最善の努力をすることにある。

 ハルによれば、いちばんこの状態になりやすいのは朝だ。たいていの人は起きないといけないから起きる。行かなくてはならない場所、しなくてはならないことがあるから、アラームをセットする。

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